![]() |
||
イモビライザー近年、自動車の盗難問題が深刻化しております。犯人は巧妙な手口で私たちの愛車を狙っています。カーショップ用品店といったところでも様々な自動車用の防犯グッズが販売されており、自動車オーナーも防犯意識が高まっていると言えるでしょう。そのなか、現在自動車の盗難から守る最大の対策として注目を集めているのがイモビライザーシステムです。こちらではこのイモビライザーについて詳しくお話ししましょう。 スポンサードリンク イモビライザーとは?自動車盗難問題は何も国内だけの問題ではありません。世界各国が抱えている大きな問題と言えます。そのためカーショップ店やカーメーカーではさまざまな盗難防犯グッズを用意していました。しかし、結局はそれらもすぐに破られるなどして、イタチごっこが続いていました。しかしついに自動車盗難に大変力強いシステムが誕生しました。それがイモビライザーです。 イモビライザーの仕組みイモビライザーとは、一言でいうと「電子キー」です。電子により制御されたナンバーを内蔵しており、そのナンバーと適合しないキーでは車を動かすことが出来ません。物理的に全く同じ合い鍵を作ったとしましょう。形状は同じためエンジンキーに差し込むことはできます。しかし電子ナンバーを読み出せないためキーは無効化されます。したがって、キーを回してもエンジンはかかりません。「その電子ナンバーを偽造されるのでは?」と思うかも知れませんが、イモビライザーの暗号は解読不可能なシステムです。暗号には数百万通りという途方のない組み合わせによりできています。また、自動車盗難のように短時間作業が必須とされるところではなおさら解読するようなことは出来ません。万が一、破られたとしても、周囲に警告を知らせる機能を搭載したイモビライザーが増えており、ますます防犯力が高くなっています。 イモビライザー適用車の保険イモビライザーが優秀な盗難防犯システムであるため保険会社がイモビライザー適用車について保険料を下げるのが一般的となっています。適用される保険は車両保険になります。 イモビライザーの問題点イモビライザー搭載の鍵をコピーするのは難しいのですが、合い鍵を使用し車の中へ侵入した犯人が、鍵を不正改造するのではなく、自動車のコンピューターを不正なプログラムに改造したコンピューターを用意し、丸ごと交換してしまい、そのまま車を動かすという大胆な手法をとる場合があります。このような大きな手段を用いられてしまうとさすがのイモビライザーでも車を守ることが出来ません。イモビライザーは確かに大変優秀な盗難防犯システムですが、ひとつだけでは完璧とまだ言えず、たとえばハンドルロックや位置情報システムなども一緒に備える必要があると言えるでしょう。 イモビライザー正規キーでも動かない!?イモビライザーはキーに搭載している暗号送信情報を読み取り車の始動を行います。しかし、この読み取りに障害が発生したり、キーの暗号送信に障害が発生したりすると車を動かせなくなるという大きな問題が生じます。 イモビライザーの暗号解読!?イモビライザーシステムが誕生したのは1990年代からで、当時は一部の高級車のみに搭載していました。それからイモビライザーを導入した車は世界各国で増え、国内においても50数車種(05年)にイモビライザーが標準装備されています。しかし、昨年初めに衝撃的なニュースが舞い込んできました。外国にある大学の研究チームが、イモビライザーで使用している暗号の解読に成功したというのです。この解読方法を使用すると、それほど古くない車種において複製鍵を作ることが出来るようです。この解読システムは比較的安い価格の電子機器で行うことが出来るということから業界内で大きな波紋を広げております。 イモビライザーの保険金問題先ほど上の方で少し触れましたが、イモビライザー適用車については車両保険が安くなります。これは裏を返すと、イモビライザー適用車は絶対に盗まれることはないという自信が保険会社の方にあると言えます。この自信が近年、トラブルをまねく要因となっています。イモビライザー適用車で車両保険に加入しているオーナーの愛車が盗まれてしまいました。盗まれたため保険会社に保険金を請求したところ「イモビライザーが搭載しているため盗難は不可能。よって盗難により車がなくなったのではない。保険金は支払えない」という問題が起きました。結局、法廷で争うことになり、判決は保険会社がオーナーに対し保険金全額を支払うという結果となりました。判決内容には、「鍵複製による盗難は極めて困難であるが、クレーン車でレッカーされ盗まれた可能性や、コンピューターをそのまま取り替えられ盗まれたなどの可能性がある」とし、さらに「車がなくなったという事実が消えない以上、信憑性に疑いの余地がない」というものでした。このように盗難されたにも拘わらず保険会社が保険金を支払わないケースが各地で発生しており、新たな問題を生み出しています。 スポンサードリンク |
||
|